マウスピース矯正とのかかわり
私が始めてマウスピース矯正のことを知ったのは、学生時代の1999年にアメリカのUCLAの歯学部に学生交換プログラムで行った時の事です。
当時、アメリカでのインプラントの発展が目覚しく、その最新技術と並んで紹介されたのが、マウスピース矯正でした。
当時はむこうでも通常のワイヤー矯正が主流でしたが、今後の矯正の新たな展開としてマウスピース矯正が期待されていました。
「そんなことが可能なのか?」
今の患者さんたちが思うのと同じ感想を抱いたのを覚えています。
それから、10年以上が経ち、マウスピース矯正には多くのシステムが確立しています。
もっとも有名なのが「インビザライン」欧米で始まり、発展し、2006年ごろより本格的に国内の歯科医師に導入されました。
私がマウスピース矯正を学んだのもちょうどその頃になります。
その後を追うように開発されたマウスピース矯正システムとして
「アソアライナー(クリアアライナー)」(韓国)
「アクアシステム」(日本)
などがあります
すまいる歯科でもこれらシステムのもと、治療を行ってきました。
ただ、それぞれのシステムにはメリット、デメリットがあります
また、マウスピース矯正そのものにも大きなデメリットがあります。
そのため、マウスピース矯正だけですべての患者さんの希望を叶えることはできませんでした。
ところが近年になり、そのデメリットを改善するために「インビザライン」では新しいテクニックが確立してきました。
また新たなマウスピース矯正システムとして
「ストレートライン」
「DENマウスピース」
といった、新しいシステムも台頭してきました。
先日、お会いしたDENマウスピースの開発者である、石田一生先生は
「今年がマウスピース矯正元年となる」 と仰られていました。
事実これまで不可能であった矯正がマウスピースにて可能となりました。
この新しいシステムを学び、深い感銘をうけた私はマウスピース矯正について少しでも知っていただくために、専門サイトを立ち上げました。
このサイトがすこしでも多くの方のお役にたてればと思います。
マウスピース矯正システムごとの比較はまた違う際にご紹介したいとおもいます。
投稿日:2011年9月25日 カテゴリー:院長ブログ