矯正治療が必要な歯並び
叢生症例
何本かの歯がでこぼこに生えている。特に多いのが犬歯が歯列からはみ出した「八重歯」。
歯が重なりブラッシングでの磨き残しが多く、虫歯や歯周病になりやすい。日本人に多く、歯列不正の4~5割がこのタイプ
上顎前突症例
俗に「出っ歯」と呼ばれる状態。上の前歯が前に傾斜して出ている。前歯で物が噛みきれない。発音で息が漏れる。常に口が開いた状態が多くなるため、口の中が乾燥して歯肉炎になりやすい。
下顎前突症例
反対咬合や受け口とも言う。骨格的な問題が多いが、上下の前歯がぶつかるのを避けようとして、下顎を前に出す習慣からなることもある。下唇が前に出て口角が下がり不機嫌な表情に見えやすい。
空隙歯列症例
あごのサイズさが大きく、歯と歯の間にすき間ができる。もしくは歯の大きさや本数不足により、すき間ができる。反対咬合の下顎に見受けられやすい。発音で空気が少し漏れる。見た目から間が抜けたように感じる。
交差交合症例
奥歯の噛み合わせが左右にずれている状態。奥歯の中心もずれている事が多く、片側の歯だけで噛む癖や頬づえ、左右どちらか一方を下にして寝る癖などが原因になります。
放っておくと顔の形が歪んだり、顎関節症になることもあります。
歯並びが悪いとどうなる?
見た目が悪いだけじゃない、健康にも大きな影響を及ぼします。
- 虫歯になりやすい
- 歯周病になりやすい
- 物が噛みにくい
- 発音がしにくい
- 口呼吸になりやすい
- 顎関節症になりやすい
- 肩こり、腰痛の原因にもなる
- コンプレックスになる
歯並びの改善は心身の健康のためには欠かせないものと考えています。