インビザライン
インビザラインとは?
インビザラインはアメリカ アラインテクノロジーにて開発された、最も実績があるマウスピース矯正です。
マウスピース矯正先進国のアメリカをはじめ、すでに400万人以上がマウスピースにて治療しています。(2016年11月末時点)
薄く透明なポリウレタン製のマウスピースを次々に交換していく事で歯並びを治す矯正方法です。
治療期間中も、普段通りに食事や歯のお手入れができ、見た目を気にすることなく治療を受けていただくことが可能です。
これまでワイヤー矯正では目立つために治療ができなかった人でも、インビザラインにより矯正が可能となりました。
クリンチェック
インビザラインでは「クリンチェック」と呼ばれる独自の3Dソフトを用いて治療計画を視覚的に確認できる事が特徴です。
患者さん自身もどのように歯が動いていくかをクリンチェックでご確認して頂くことができます。(必要があれば修正する事もできます)
幅広い年齢に対応しています
インビザラインは大人の矯正治療から、まだ永久歯が生え揃っていない10代の患者様まで幅広く対応しています。
マウスピース矯正の特徴
メリット
透明で目立たちません
透明のマウスピースなので治療中も他人に気づかれにくい装置です。
治療中の見た目が気になる方、人と接する機会の多い方などにおすすめの矯正治療方法です。
自分で取り外しができます
マウスピースは簡単に取り外し可能。歯磨きやフロスも普段通りできて衛生的。
食事制限も特にありませんのでいつもの食生活を楽しめます。
痛みがすくない(個人差はあります)
ワイヤーの矯正に比べて痛みや違和感が気にならないという方がほとんどです。
また、唇や口の中の粘膜などを傷つけてしまう心配がありません。
金属アレルギーの方も安心
ブラケットやワイヤーなどの金属を使用しないので、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。
アレルギー体質で金属ワイヤーを用いた矯正治療が受けられないという方にも安心な治療方法です。
ホワイトニングも同時にできる
マウスピースを利用してホームホワイトニングが同時に、お得にできます。
むし歯、歯周病になりにくい
ワイヤーの矯正装置が原因で、むし歯、歯周病にかかりやすくなります。
マウスピースは取り外せるため、衛生的です
デメリット
適応できない症例がある
補助装置を併用した治療計画を立てる場合もあります。
カウンセリングの際にご相談ください。
使用法を守らないと治療計画に影響が出る。
マウスピースを決められた時間、装着しないと歯の移動に影響がでます。
患者さんの頑張りが必要です。
その他の矯正との違い
審美ブラケット |
裏側矯正 |
ハーフリンガル |
マウスピース |
|
---|---|---|---|---|
治療費 | 〇 | × | △ | △ |
治療期間が短い | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
装置が目立たない | △ | ◎ | 〇 | ◎ |
症状の適応範囲 | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
装着時の違和感 | △ | × | △ | 〇 |
通院頻度 | 約4週間/1回 | 約4週間/1回 | 約4週間/1回 | 約4~12週間/1回 |
取り外しできるか | × | × | × | 〇 |
話のしやすさ | 〇 | △ | 〇 | ◎ |
金属アレルギー | 〇 | × | × | ◎ |
歯磨きのしやすさ | △ | △ | △ | ◎ |
どんな人がインビザライン治療を受けているの?
- モデル、芸能人、アナウンサーなど人前に出るお仕事の方(透明なのでほとんど人に気付かれません)
- 矯正治療中であることを他人に気付かれたくない方
- 金属アレルギーがあり従来の矯正装置をつけることができない方(ポリウレタンというプラスティック素材でできています)
- 歯みがきがあまり得意でない方(取り外しが可能なので歯磨きや食事の際は装置を外します)
- 女性が多いですが、男性の患者様も増えています
- 今まで矯正治療を受けることに永年二の足を踏んでいた方
- 結婚式や入学式などの催事が控えている方
- 激しいスポーツなどの関係で固定式の装置の使用に不安を感じる方
- 楽器の演奏などの関係で固定式装置の使用に不安を感じる方
インビザラインのフィッティング
インビザラインは1日20時間の装着が必要となりますが、食事、歯みがき、その他どうしてもマウスピースを外す必要がある時など簡単に着脱ができます。
マウスピースでは治らないという誤解
- 「あなたの歯並びはマウスピース矯正では治りません」と言われた方
- 「ワイヤーの方がキレイに治りますよ」と言われた方
- 「本当にマウスピースだけで治るのかしら…」とお思いの方
- マウスピース矯正でガタガタは治ったけど、出っ歯になった方
- 奥歯でうまく噛めない方
- 矯正したのにそもそも治っていない気がする方
是非一度、当クリニックにご相談ください。
当院のマウスピース矯正の技術は矯正可能なケースが多くあります
本来マウスピース矯正では難しいとされる歯並びの例
- 抜歯が必要なケース
- 前突
- 開咬
当院ではマウスピースの設計方法、補助装置の使用などをアップデートを続けることにより、上のような歯並びでもマウスピースで改善できます。一度ご相談ください。
マウスピース矯正をおこなう矯正クリニックの決め方
現在、マウスピース矯正は多くの不正咬合をきれいに治す事ができるようになっています。
しかしながら、ただマウスピースを交換していけば歯並びが治るのではありません。
矯正の知識に基づいたマウスピースの設計、補助装置の選択などが必要となります。
また、従来のワイヤー矯正治療とは違う点も多くあり、そのためにマウスピース矯正治療への知識、経験が豊富でなければなりません。
これはインビザラインシステムを開発したアラインテクノロジー社も推奨している事項です。
矯正しながらホワイトニングも
マウスピース矯正であれば使用しているマウスピースを利用して、ホームホワイトニングが同時に可能です。
すまいる歯科でマウスピース矯正されている方はお得にホワイトニングができます。
矯正治療に合わせてガムブリーチもおすすめ
ガムブリーチとは歯茎のホワイトニングのことです。タバコなどによる歯肉の黒ずみ、メラニン色素の沈着を取って、健康的な色の歯肉に改善する事も可能です。
よくある質問
Q. 矯正していることが他の人にわかりますか。
A. 装着時間が1日8~10時間ほどですので、睡眠時間+おひとりでいる時間の装着で十分かと思います。また、透明な装置ですので、近くからでもなかなか気づかれません。
勤務中に装着していても気づかれにくいです。実際、ANAではCA(キャビンアテンダント)が矯正する際にはマウスピース矯正と裏側矯正が認められています。
Q. 8時間連続で装着していないといけませんか。
A. 1日合計で8時間と考えていただいても大丈夫です。ですので、睡眠時間6時間とした場合、残り2時間はご都合のつく時間にしてください。
また8時間以上装着していただいても大丈夫です。
Q. 発音は大丈夫ですか?
A. マウスピースは、厚さ1ミリ以下です。新しいマウスピースを装着した時だけ、2.3日ほど多少の違和感から話しにくい時期があるかもしれませんが、大切なときには取り外せるので安心です。
接客業務などの仕事をされている方にも気軽に矯正を始めることができます。
Q. マウスピースを装着した状態で水分補給をしてもいいですか?
A. 虫歯予防の点から、水、お茶以外の物はマウスピースをはずしてから補給してください。
Q. マウスピース矯正は「痛くない」って聞きますが、あんなに歯を動かせるのに本当に痛くないのですか?
A. はじめてマウスピースを付けた際に2,3日ほど、しめつけられるような違和感、またそれから来る痛みを訴えられる方が時々いらっしゃいますが、2つ目のマウスピースからは「痛い」と言われる方はほとんどいらっしゃいません。
痛みがないので、遠方でも施術・メンテナンスが可能です。
Q. あごが小さくて、歯が斜めになっていたり重なったりしたバラバラの歯ならびの場合も、抜歯をせずに矯正できますか?
A. 本来、マウスピース矯正は非抜歯での治療を目的に開発されましたが、無理に歯を残して矯正をした場合、歯列に収まりきれず逆に出っ歯になったりする場合が多いので、必要な方には抜歯をお勧めします。
レントゲン、模型上にて検査を行ったうえで、抜歯か、非抜歯かを検討します。結果を必ずご説明いたしますのでその上で矯正されるかどうかご検討ください。
Q. 他のマウスピース矯正とどう違うのですか?
A. 最大の特徴はマウスピースの装着時間が短いことと、従来のマウスピースでは治療できなかった症例でも治療可能となったことです。
Q. 他の治療法と比べて、費用はどうですか?
A. 上下どちらかなのか、両方か、簡単なのか難しいのかで金額は様々です。
当院ではワイヤー矯正よりも楽で、出来る限りそれ以上の金額にならないようにマウスピースを提携ラボで製作いたしております。一度ご来院いただくと、詳しい治療計画とお見積りをお作りします。
Q. 検査にはいくら金額がかかり、何回の通院が必要ですか?
A. 2回の来院で模型制作とレントゲン撮影を致しますので2千円位かかります。
初回にマウスピース矯正の説明と型取りを、2回目に治療期間、方法、費用の説明を致します。どちらも必ずご予約をお願いいたします。
Q. 矯正期間を教えてください
A. 矯正に必要な期間は、現在の歯並びの状態、抜歯の必要性、年齢、性別により変わってきます。
たとえば同じ歯並びの方でも、男性より女性のほうが、また30代よりも20代の方のほうが歯が早く動きます。また、歯のダメージにより非常に歯が動きにくいこともあります。
大体の期間は検査結果説明時にご説明しております。
Q. 他の歯科医院さんで「マウスピースでは治せない歯ならびもある」と聞いたことがあるのですが、出来る場合と出来ない場合の差はなんですか?
A. その先生の知識や技術、経験が一番の理由だと思います。
マウスピース矯正をご希望なら、マウスピース矯正をメインにしているクリニックで相談されないと誤った情報に振り回される場合がありますのでご注意いただきたいと思います。
確かに適応症はワイヤー矯正に比べるとわずかに少ないかも知れませんが、当院に相談される方の95%はマウスピース矯正できると思います。
Q. マウスピース矯正の長所と短所を教えてください。
A. 長所イコール、ワイヤー矯正の短所だと思っていただけたら結構です。
見た目が良いというか、睡眠時間をメインに使用しますからもちろんですが、もし通勤や車の運転中などでも近づかないと他人は気付きませんよ。痛みとは無縁ですし、食事や歯磨き、歯科治療が普通に出来ます。短所はご本人がマウスピースを入れないと動かないと言う点だと思います。
Q. マウスピース矯正は年齢に制限がありますか?
A. 乳歯と永久歯が混在する混合歯列期では、顎の成長から制限があることはありますが、永久歯に生え変わる12歳以降から上は何歳までも可能だと思います。
ただし年齢が若い人の方が骨が硬くないので期間が短くて済む傾向はあります。
Q. 抜歯をしての矯正や歯を削る場合があると聞いたことがありますが、どちらが体のために良いですか?
A. 正直、削らない抜かないがベストですが、それでは矯正できない場合がほとんどだと思います。
当然、抜歯の方が抵抗あると思いますが、抜く時期が正しければ、骨は再生能力がありますので、必要な場合は当院では歯を削る方法よりも抜歯を推奨しています。